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宮地岳線の存続を

 案内状をいただき、宮地岳線の存続を求める会の集まりに参加。
 
 宮地岳線といえば思い出す。
 父が福岡の労金に勤務するようになり、隣にお嫁さんにきたTさんの世話で、岡垣村から福間の南町に越してきた。
 父は、毎日、宮地岳線で通った。私は、時々ついていき、父の仕事が終わるまで、同僚の息子さんに連れられて、朝日会館で映画を観たり、岩田屋の屋上で遊んだりした。
 時には、万町にあったの事務所まで、忘れ物を届けたこともあった。往復で25円の切符。2枚ではなく、点線から半分もぎられていた記憶がある。

 友人は、西郷川に架かっている鉄橋の上から川に飛び込んだ。
 今から思えば、男の子たちの勇気の試しあいだったのだろうか。
 朝礼で注意されても、また飛び込む。
 私は飛び込む勇気がなかったので、浮き輪を着けて,ジワーッと足から川に入った。河口付近になると,ズズーッと足を捕られた。大水で川底がえぐられたところにはまったのである。生きた心地がしなかった、というのは、こういうことをいうのだろう。
 浮き輪があったから助かったのだ。父母にはとても言えなかった。
 そのあと、同じところで、こどもが溺れ死んだ。

 いろいろな思い出がある宮地岳線。地球環境のためにも、浜の人たちのためにも、そして、いつかゆっくり旅をしたい、と願う私のためにも
残さなければ、と、思う。
 
 政府の規制緩和で、届けるだけで廃止できるようになった公共交通機関。儲からないから、と廃止するのは公共交通機関の役目を果たしていないのではないか。「官から民へ」と、公を投げ捨ててしまう小泉首相のもとでは、これがあたりまえのことか。
 少し前のニュースでは、新規では58年ぶりという富山の市電のことが報道されていたというのに。

 いい加減に、もう、変えないと、とんでもないことになりそう。
 この地球も、私たちの暮らしも。


西郷川  私がおぼれて浮き輪に助けられた河口


西郷川02  友人が飛び降りた鉄橋



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