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駅東の区画整理事業を説明してほしい、と言われ、持っている資料を
コピーして出かけた。事務所でコピーした分は、すべて裏紙を使った。
最後のページには、ちゃっかりと、自分の考えを述べた意見書の裏を
使った。初めて見た、と言われたので、日記に記すことにした。


福間駅東土地区画整理事業についての意見書   2004・1・14

 福間町に住んで45年をすぎました。
 大水・台風で怖い思いをしたことは何度かありましたが、大変
住みやすい所だと思っています。
 今回、この区画整理事業のことについては、大変危惧しています。
 それは、大雨のときのことです。
 町の水田の五分の一がこの区域に入っていると聞いています。
 私が小学生のとき、西郷川はあふれ、道も田もわからなくなり、
橋も流されてしまったことがありました。
 地球環境の悪化のせいでしょうか。最近は、福間でも時間雨量50
から70ミリの雨が降るようになりました。海もすぐ近くです。満潮と
重なるとどうなるか、調整池だけでは大変心配です。

 世界では飢餓人口が8億ともいわれ、それが減ってないばかりか、
食料不足はますますひどくなると予想されています。
 そういうなかで、コメ・水田・稲作があらためて見直され、国際コメ
年となったのではないでしょうか。
 JR福間駅に降り立ちますと、目の前の田園風景にホッといたします。「帰ってきたんだな」と、しみじみ思います。

福間駅東   福間駅東02


 様々な、そして重要な役割を持つ水田をなくすことは、地球環境の
面からも人類生存の面からも大変なことではないでしょうか。
 小さな町に住んでいても、考えることは大きく、地球全体の問題と
して、とらえる必要があるのではないでしょうか。

 この事業で、開かずの踏み切り(鞍手踏切)の解消や福間・古賀間の
通り抜けのために大変危険な原町団地の交通事情の改善を、住民の
みなさんは期待されているのではないでしょうか。
 そしてより多くの人は、この事業そのものを知らないのではないで
しょうか。町が便利になればいい、という問題ではなく、それはそれで
考え、できるだけ少ない予算で満足のいく解決をするべきだと思います。

 予算の面でも、住環境の面でも大きな事業です。地権者だけへの説明
でなく、町民全体の意見を聞くべきではないでしょうか。
 広報と一緒に1枚の計画書(案)を配られたぐらいでは十分な説明
とはいえません。

 まちづくり、特に住環境の整備は、計画的に行政がやるべきでは
ないでしょうか。
 「住みやすくしてやるから土地を提供しなさい。精算金を払いなさい。」では地権者の方も納得されないのではないでしょうか。
 地権者の、減歩、という犠牲の上に成り立つ区画整理事業、事業が
終わってから「しなければよかった」ということのないよう、悔いの
残らないまちづくりを、子や孫に胸を張って誇れる福間町に、と思って
います。

いてもたってもおられず、生まれて初めて『意見書』というものを
書きました。
2004年1月、県に提出。7月、国土交通省は「この事業そのものが
水田を無くさないとなりたたないので」というような回答をよこし、
7月30日事業認可を出しました。





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