滅多にここまでは見ないのに、「アンダンテ」が
西日本新聞17日付「春秋」
【春秋】学校や仕事に行かず、自宅に閉じこもっている「引きこもり」の人が…
2010.08.17 朝刊 1頁
学校や仕事に行かず、自宅に閉じこもっている「引きこもり」の人が
全国に約70万人いると推計されることが、内閣府が今年2月に初めて
実施した調査で分かり、対策に乗り出した
▼家にこもるようになった時期は20代、30代が計6割を超え、
大人になってからが多い。そうなったきっかけは、職場になじめなかったり、
就職活動がうまくいかなかったり、いろいろ挙げられる
▼旭(ひの)爪(つめ)あかねさんは20代後半から10年間、
対人緊張などで家に引きこもった。近くの水田地帯に散歩に行くことだけが
息抜きだった。稲を揺らして風が渡る景色の中にいると、
すさんだ心に澄んだ風が流れるのを感じた
▼旭爪さんは稲作について知りたくなり、千葉県の農業青年たちが企画した
米づくり教室に通った。植えた苗の列が曲がっても「だいじょうぶ。
曲がって植えても稲はまっすぐ上を向いて伸びるんだから」と
言ってくれた
▼体験を基に小説「稲の旋律」を書いた。都会の引きこもりの女性と
農村の男性の交流を、日本の農業を取り巻く問題を絡めて書いた。
このほど「アンダンテ-稲の旋律-」の題で映画になり各地で上映中。
九州では今月21日からはKBCシネマ(福岡市)で上映される
▼アンダンテは歩く速さでという意味。田園の物語は大地を踏みしめて
ゆっくり進む。風にそよぐ稲穂の映像が気持ちいい。
穂の波の上を流れる旋律が美しい。瑞穂の国の原風景にいやされる。
福津でもします。券も持っています。ぜひ
9月5日(日) 福津市中央公民館
①10時半 ②14時半
チケットは、駅前の井原書店でも取り扱っています。
全国に推計70万人
2010.08.07 共同通信 (全757字)
学校や仕事に行かず、家の中に閉じこもっている「引きこもり」の人が、
全国に70万人ぐらいいると推計されることが、内閣府が初めて行った
実態調査で明らかになりました。
調査は今年2月、15~39歳(さい)の5千人にアンケート用紙を配り、
3287人から回答を得ました。
自分の部屋からほとんど出なかったり、部屋から出ても家からは出なかったり、
近所のコンビニなどにしか出かけないという状態が半年以上、続いている人は、
回答者の0・6%に上りました。
この年代の人口からすると、24万人いる計算になります。
同じように、好きな趣味(しゅみ)の用事のときだけ外出するという人も
1・2%いて、46万人と推計されます。
家にこもるようになった時期は、19歳以下が34%だったのに対し、
20代は39%、30代は24%でした。
大人になってからが多いことが分かります。
引きこもりになったきっかけは、病気や、職場になじめなかったこと、
就職活動がうまくいかなかったこと、小中高校で不登校になったことを
挙げた人が目立ちました。
小中学生のころの経験を質問すると、引きこもりの人はそうでない人に
比べて、学校でしばしばがまんをしたり、友達にいじめられたり、
親が過保護だったとの答えが多く、親友がいたという回答は少なめでした。
現に引きこもっている人のほか、「自分も家に閉じこもりたいと思う
ことがある」などと答えた人が4%いて、155万人に上るとみられます。
この人たちも引きこもりになる心配があります。
国や自治体も、引きこもりについての相談窓口を整えたり、就職を
手助けしたりと、対策に乗り出しました。
引きこもりといわれる人の中には、精神的な病気で治療(ちりょう)が
必要なケースも少なくないようです。専門家が早めにかかわり、
家族もふくめて支援(しえん)することが求められています。(原真)
共同通信社

西日本新聞17日付「春秋」
【春秋】学校や仕事に行かず、自宅に閉じこもっている「引きこもり」の人が…
2010.08.17 朝刊 1頁
学校や仕事に行かず、自宅に閉じこもっている「引きこもり」の人が
全国に約70万人いると推計されることが、内閣府が今年2月に初めて
実施した調査で分かり、対策に乗り出した
▼家にこもるようになった時期は20代、30代が計6割を超え、
大人になってからが多い。そうなったきっかけは、職場になじめなかったり、
就職活動がうまくいかなかったり、いろいろ挙げられる
▼旭(ひの)爪(つめ)あかねさんは20代後半から10年間、
対人緊張などで家に引きこもった。近くの水田地帯に散歩に行くことだけが
息抜きだった。稲を揺らして風が渡る景色の中にいると、
すさんだ心に澄んだ風が流れるのを感じた
▼旭爪さんは稲作について知りたくなり、千葉県の農業青年たちが企画した
米づくり教室に通った。植えた苗の列が曲がっても「だいじょうぶ。
曲がって植えても稲はまっすぐ上を向いて伸びるんだから」と
言ってくれた
▼体験を基に小説「稲の旋律」を書いた。都会の引きこもりの女性と
農村の男性の交流を、日本の農業を取り巻く問題を絡めて書いた。
このほど「アンダンテ-稲の旋律-」の題で映画になり各地で上映中。
九州では今月21日からはKBCシネマ(福岡市)で上映される
▼アンダンテは歩く速さでという意味。田園の物語は大地を踏みしめて
ゆっくり進む。風にそよぐ稲穂の映像が気持ちいい。
穂の波の上を流れる旋律が美しい。瑞穂の国の原風景にいやされる。
福津でもします。券も持っています。ぜひ

9月5日(日) 福津市中央公民館
①10時半 ②14時半
チケットは、駅前の井原書店でも取り扱っています。
全国に推計70万人
2010.08.07 共同通信 (全757字)
学校や仕事に行かず、家の中に閉じこもっている「引きこもり」の人が、
全国に70万人ぐらいいると推計されることが、内閣府が初めて行った
実態調査で明らかになりました。
調査は今年2月、15~39歳(さい)の5千人にアンケート用紙を配り、
3287人から回答を得ました。
自分の部屋からほとんど出なかったり、部屋から出ても家からは出なかったり、
近所のコンビニなどにしか出かけないという状態が半年以上、続いている人は、
回答者の0・6%に上りました。
この年代の人口からすると、24万人いる計算になります。
同じように、好きな趣味(しゅみ)の用事のときだけ外出するという人も
1・2%いて、46万人と推計されます。
家にこもるようになった時期は、19歳以下が34%だったのに対し、
20代は39%、30代は24%でした。
大人になってからが多いことが分かります。
引きこもりになったきっかけは、病気や、職場になじめなかったこと、
就職活動がうまくいかなかったこと、小中高校で不登校になったことを
挙げた人が目立ちました。
小中学生のころの経験を質問すると、引きこもりの人はそうでない人に
比べて、学校でしばしばがまんをしたり、友達にいじめられたり、
親が過保護だったとの答えが多く、親友がいたという回答は少なめでした。
現に引きこもっている人のほか、「自分も家に閉じこもりたいと思う
ことがある」などと答えた人が4%いて、155万人に上るとみられます。
この人たちも引きこもりになる心配があります。
国や自治体も、引きこもりについての相談窓口を整えたり、就職を
手助けしたりと、対策に乗り出しました。
引きこもりといわれる人の中には、精神的な病気で治療(ちりょう)が
必要なケースも少なくないようです。専門家が早めにかかわり、
家族もふくめて支援(しえん)することが求められています。(原真)
共同通信社
ありがとうございます。
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